妊娠線

妊娠線はいつからできる?【6か月頃から目立ち始めます】

お腹が大きくなってくると、「ああー、この中に赤ちゃんがいるのだなあ」という実感も大きくなってきます。

妊娠線が出て来ると、「何、これ。気持ち悪い」と思う人も少なくありません。

妊娠線はいつごろからできるのでしょうか。

妊娠線はいつからできる?千差万別です

妊娠線が出来始める時期は、個人差が多いです。

まさに千差万別、十人十色と言えます。

また、くっきりはっきりと気持ちが悪いほど出る人もいれば、よく見ないと分からない程度の人もいます。

出なかったと言う人もいて、これも十人十色です。

妊娠線はお腹が大きくなって来て、皮膚の内側が裂けてしまいます。

毛細血管が透けて赤紫色の線のように見えることが原因で出てきます。

皮膚は一番外側の表皮と、その内側の神秘や皮下組織の3層構造になっています。

お腹の皮膚が急に伸ばされると、表皮は弾力があるので一緒に延びるのですが、真皮や皮下組織は弾力性が乏しいので、伸びずに裂けてしまうのです。

妊娠中はステロイドホルモンが増加するので、これがコラーゲンの生成を妨げてしまって、弾力や張りが低下して裂けやすくなります。

妊娠線はいつからできる?妊娠16週~23週頃(5~6ヵ月頃)が多い

妊娠線が出る時期は千差万別&十人十色とは言え、お腹が大きくなってくると出やすいので、妊娠5~6ヵ月頃に目立って来るケースが多い傾向があります。

この時期は、妊婦さんや胎児にとっては、どういう時期なのでしょうか?

妊娠5~~6か月頃の妊婦さん

つわりも治まって、安定期です。

5ヶ月ごろになると下腹部がふっくらと大きくなってきます。

乳腺も発達して来て、今までは貧乳だった人でも大きくなってきて、黄色い母乳が出ることもあります。

6ヶ月になると、胎動もはっきりと感じるようになります。

子宮が大きくなって来るので、トイレが近くなる人も多いです。

この時期は安定期なので、ベビー用品を買いに行ったり、今まではつわりであまり食べられなかった人は「あれも食べたかったし、これも食べたかったの」などと、買い物やお出かけをした際に外食する機会も多くなるでしょう。

妊娠5~6か月の胎児の様子

妊娠5か月頃の胎児は、羊水の中を自由に動きまわるようになります。

全身に産毛も生えてきて、爪も出来てきます。胎児の大きさは20~25センチ、体重は250g程度です。

妊娠6ヵ月ともなると、胎児の骨格もしっかりとして来ます。

脚でお腹を蹴ったりと、より一層よく動くようになるでしょう。お腹の中では羊水を飲んだり、オシッコをしたりしています。胎児の大きさは25~30センチ、体重は600gくらいになってきます。

妊娠線ができやすい人

妊娠線ができやすい人とできにくい人は、確かにあります。

できやすい人は、肥満体のや急激に体重が増えた人、乾燥肌の人、経産婦や沢山子どもを産んでいる人だと言われています。

つわりが治まった時に、今まで食べられなかった反動でドカ食いをして一気に体重が増えると、急にお腹の皮膚が伸びて裂けてしまって妊娠線となります。

急激に体重を増やさないように、体重コントロールをしっかりと行うことが解決策の一つです。

妊娠線よりも気にしなくてはいけない事

何かと気になる妊娠線ですが、それよりも、もっともっと大事なことや気にしなければいけないことは沢山あるはずです。

妊娠線を気にしすぎると、それがストレスになって赤ちゃんにも良くありません。

「本当は血圧の事や体重の増え方などを気にして欲しいのに、妊娠線をどうにかして欲しいばかりを訴えられると、正直イラッとします」

と話す産婦人科医もいます。それが本音かもしれません。

診察室に入った途端に「妊娠線を何とかしてください」では、赤ちゃんの心配よりも自分の外見上の心配をするのかと、ちょっと心配になってしまいます。

人気の医療マンガ「コウノトリ」でも、妊娠や出産はキセキだと言われるように、無事に元気な赤ちゃんを出産できることは当たり前の事ではなく、キセキだと言っても良いくらい大変なことなのです。

医師は真剣な眼差しで、胎児の心臓の弁はちゃんと動いているのだろうか、指の数は多すぎたり少なかったりしていないだろうかと、エコーの画面を見ています。

そんな時に妊娠線の話は「ないわー」と思うのが当然でしょう。

「男ですか?女ですか?」と聞かれることでさえも、

「それよりも、奇形が無いかとか心臓は正常なのかを見ているのだから、男女は後!」

と怒鳴られた、という妊婦さんもおられます。

男か女かよりも大事なことがあるように、妊娠線の管理よりも大事なことは山ほどあります。

妊婦さんが自分自身で出来る妊娠線の対策は、妊娠した機会に今までの食生活や生活習慣を見直して、健康的な食事や運動や休養を摂ることです。

それが母子の安全にも娠線の予防にも繋がっていきます。

妊娠線はいつからできるのかを解説-まとめ

妊娠線ができる時期は千差万別、十人十色です。

でき方も、目立つ人もいればそれほど目立たなかったという人もいます。

しかし相対的には妊娠5~6ヵ月くらいで妊娠線が目立って来るケースが多いです。

この時期は、どんどんお腹が大きくなっていく時期なので、真皮や皮下組織がお腹の大きさに合わせて伸び切ることができずに裂けてしまって、妊娠線となるようです。

また、つわりが落ち着いてついつい食べすぎたり、ベビー用品を買いに行ったついでに外食を楽しんだりすることが多い時期が妊娠5~6か月頃です。

楽しむのはもちろんOKですが、急激に体重が増えてしまうと、それに伴ってお腹も大きくなり妊娠線に繋がります。

食べ過ぎやドカ食いをしないように気をつけて、急激に体重を増やさないように、医師が指示した体重コントロールを行いましょう。

それが安産にも繋がるし、妊娠線の予防にも繋がっていくでしょう。

何かと気になる妊娠線ですが、気にしすぎてストレスになってしまうのはNGです。

妊娠線を気にして血圧や体重増加を気にしないのでは、何もなりません。

今、自分にとって一番大事なことは何かを考えて、より良い食生活や生活習慣を送ってください。